写真やアルバムなどの遺品整理!どうしたらいい?
テーマ:故人も遺族も負担が減る遺品整理の考え方
故人の姿が写った写真は、処分しにくいものです。まずは、被写体ごとに写真を分類し、残す優先順位をつけます。スキャニングしてデータ化すれば、すべての写真を残すことも可能です。不要となった写真を捨てることに抵抗がある方は提携寺院でご供養お焚き上げのサポートをすることもできます。スマイルライフみやぎでは遺品整理は心の整理を考え、ご遺族様に寄り添った遺品整理をサポートいたします。
遺品整理ができない心の状態
貴重品を見つけ形見分けも終わって、あとは落ち着いて遺品を片付けられるようになりました。そんな折、タンスや引き出しのなかから出てきた大量の紙焼きの写真。故人の幼いころの成長の記録や、家族との行楽の記念写真、親族が集まったときの思い出…。故人が生きていた証がまざまざとよみがえってくるようで、つい次々と手に取って眺めてしまいます。
自分たちの子どものころの写真ならば、なおのこと懐かしさも募るでしょう。故人と出かけた思い出や、暮らしていたころの空気感まで生々しく伝わってくるのが写真です。
あのころはまだ故人も若くて元気だったな、などと感傷にひたってしまいます。気がつけば作業を放り出して写真に見入ってしまうのです。急なお別れだったり、故人への思いが強かったりすれば、涙が止まらなくなることもあるでしょう。
写真が日本に入ってきた古い時代には、撮影されると魂が抜かれるといった迷信もありました。当時は、写っている人の分身であるような何かを、写真から感じ取っていたのでしょう。
ましてや、整理しようとしているのは亡くなった人の写った写真です。処分してしまうと、大切な思い出までが失われてしまうように思えるのは当然のことでしょう。顔が写っている写真を、破ったりごみとして捨てたりすることに抵抗を感じるのも自然なことです。
しかし、それではいつまでたっても遺品の整理は手つかずのまま。故人への思いは大切にしながらも、気持ちにけじめをつけることで前に進めるのです。
ポイントとなるのは、急がないこと。嵐のような悲しみのなかで、自分の気持ちにふたをしてまで遺品整理をするのはとてもつらいことです。遺品整理とは、残すものと捨てるものを取捨選択する作業です。亡くなった人の思い出と自分の思い出を重ね合わせて、ゆったりと思いを巡らす時間を持つことで、だんだんと気持ちの整理がついてくるはずです。
気持ちが落ち着いてきたころを見計らって、整理しやすいものから手をつけていきましょう。いきなり思い出のつまった写真からはじめるよりも、故人が撮影した風景写真や焼き増しして複数枚ある写真の処分ならば心理的な負担も少ないでしょう。ネガに何がおさめられているかの確認から進めるのもよいでしょう。
写真の遺品整理の流れ
本格的に写真整理にかかります。流れにそって、段階的に進めるとスムーズです。
(1)写真の分類
まずは、写真の被写体ごとに「故人が撮影したもの」「故人が家族と写ったもの」「故人が友人と写ったもの」「故人だけが写ったもの」に分けます。
その中で残しておく優先順位を決めます。一般的には、「故人だけが写っているもの」「故人と家族が写っているもの」の中から、思い入れのある写真を残すことになります。
紙焼きの写真の束ならば、一枚ずつ仕分けします。アルバムの場合はそれぞれが取り交ぜられているので、おおまかに色別付箋で分けます。冊数が多いのであれば、残すと分類したものだけをアルバムからはがしてより分けます。
分けたものからさらに絞り込んでもよいでしょう。残すと決めた写真は、新たにアルバムにまとめて保存します。次の法要の際などに、親族で改めて見返すことで思い出話に花が咲きます。
比較的最近の写真ならば、デジタルカメラやスマートフォンで撮影されたものもあります。こちらはデジタルデータで残されているため、場所もとりませんし劣化もほとんど気にしなくてもかまいません。すべて保存しておきましょう。
(2)データ化する
紙焼きの写真やネガでも、できるだけ残しておきたいという人もいるでしょう。その場合は、スキャナーで取り込んでデジタルデータ化するひと手間が必要です。写真を画像として読み込むほかに、ネガを直接読み込む機能がついた機種もあります。スキャナーさえ購入すれば個人でも可能ですが、作業の手間も考えると専門業者に外注した方が楽な場合もございます。
スマイルライフみやぎではお時間のある方にお勧めの写真デジタル遺品整理としてスマホで簡単に写真をデータ化できるアプリのご紹介も可能です。
供養・処分方法
分類して処分すると決まった写真のほか、データ化し終わった写真も役目は終わっています。とはいえ、ごみとして捨てることには誰しも心苦しさを覚えます。このような時には遺品整理業者や寺院、神社に相談してみましょう。
普段からお世話になっている寺院や神社があるならば、そちらに持ち込んで遺品供養をしてもらうのが自然な流れです。
お寺によっては、回忌法要のタイミングで写真供養も請け負ってくれます。ただし、檀家しか受け付けていない、供養できる遺品の制限があるなど、先方のきまりによって変わってきますので事前に確認をお願いします。
スマイルライフみやぎにご相談頂けば、あちこち受け入れ先を探す手間もなく、持ち込む必要もありません。
写真を捨てることに対して抵抗がある方は提携寺院でご供養お焚き上げのサポートをすることもできます。スマイルライフみやぎでは遺品整理は心の整理を考え、ご遺族様に寄り添った遺品整理をサポートいたします。
「故人も遺族も負担が減る遺品整理の考え方」
法的に遺品は相続人の相続財産です。トラブルを避ける意味でも、遺品の整理は相続人が行うのが安心です。家を相続する場合は、引き継いだ特定の人の責任となります。家を売る場合は、相続人全員で遺品整理を行います。
遺品整理を行う中では、捨ててよいかどうか、迷いや罪悪感が生じます。思い出は優先順位をつけ残す基準を決めること。物を処分しても、故人の思い出は変わりません。きちんと遺品と向き合い整理をつけてあげる方が、故人も喜ばれるでしょう。
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故人の意志や希望を尊重する上で、まず探すべきは遺言書とエンディングノートです。遺言書には法的効力があり、遺品の処遇にも関わってきます。作業はトラブルを避けるために、全員で話し合ったのちに代表者が行いましょう。
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賃貸物件の場合ならば、退去期限までに片付けなければなりません。持ち家ならば、遺族の都合に応じて進めましょう。相続人が集う四十九日などの法要のタイミングも、効率よく行えます。時間が許せば、気持ちの整理がついた時期が理想的です。
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「捨てる」という行為だけでも気が引けるのに、遺品は故人が使っていた思い出の品です。処分してよいものかと罪悪感を抱きますが、悩む気持ちは供養しようという気持ちのあらわれです。故人からはきっと感謝されるでしょう。
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遺品整理には時間と手間がかかります。遠方にいて時間が取りにくい場合は、プロに任せたほうが時間と交通費の節約になります。便利屋さん不用品処分業者とちがい、遺品をゴミとしてあつかうのではなく、思い出の品を整理します。
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いざ遺品整理に取りかかると、明らかにゴミや不用品と分かるものを捨てても残るものが大量に出てきます。遺族のなかで引き取る人もいなければ、行き先が無くなってしまいます。
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故人の姿が写った写真は、処分しにくいものです。まずは、被写体ごとに写真を分類し、残す優先順位をつけます。スキャニングしてデータ化すれば、すべての写真を残すことも可能です。
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大量に残されて処分に困るのが衣類です。故人の大切にしていたスーツや着物は、心情的に捨てにくいものです。スマイルライフみやぎでは遺品整理時、衣類の仕分分別を行ったうえで、ウエス・反毛材料など資源としての再利用をして廃棄物の抑制を心がけております。
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終活や生前整理のポイント
自分が亡くなったら持ち物は全部捨ててくれればいいから、などと軽く考えていると、遺された親族が苦労することになってしまいます。いくつかある終活でやるべきことの一つに生前整理があります。生前整理とはどういうものなのか、やり方はどうなのかなどをご紹介します。
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生前整理に対して遺品整理というのもありますが、生前整理は「本人」が、遺品整理は「本人の家族・親族」が行います。遺品整理については、故人に身寄りがない場合は関わりのある第三者か私たち遺品整理専門業者が代わりに行うこともございます。生前整理と遺品整理のやり方にはほとんど違いはありませんが、生きているうちに自分の身辺を整理するのと、遺された人が故人の所有していた物を処分するのではその内容に大きな違いがあります。
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