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ストレスや罪悪感などを抱えない!後悔しない遺品整理の心構え

テーマ:故人も遺族も負担が減る遺品整理の考え方


遺品整理を行う中では、捨ててよいかどうか、迷いや罪悪感が生じます。
思い出は優先順位をつけ残す基準を決めること。物を処分しても、故人の思い出は変わりません。きちんと遺品と向き合い整理をつけてあげる方が、故人も喜ばれるでしょう。
 

 

遺品整理について知る

遺品整理というと何だか難しそうに聞こえるかもしれません。しかし、やることを簡単に言ってしまえば「作業」「手続き」「手配」の3つです。その中で最も物理的にも心理的にも負担となるのが、家の片づけなどの作業です。
 
貴重品の捜索や形見の品の選定、不用品の仕分けのほかにも出たゴミの分別作業や屋外への搬出といった作業が発生します。この一連の流れは、引越しに似ている部分があります。ただ、遺品整理が引越し作業と大きく違う点は、本来の持ち主がすでにこの世にはいないということです。
 
遺された品からは、故人の生活や性格がありありとよみがえってきます。もういない人のものだからこそ、すべて取っておきたいと思うかもしれません。
 
しかし、何もかも遺しておくのは現実的ではありません。大切な思い出をこわしたくないからと、何年も手を付けずそのままにしていても、使われないものはだんだんと汚れ古びていきます。故人のことを知る人がいなくなれば、それこそ全てがただのゴミとしか見なされなくなってしまいます。
 
故人のことをよく知る人が元気なうちに、大事な思い出の品を見極めることが本当の意味で供養になるのではないでしょうか。
形見分けされた遺品を通じ、故人の思いや知らなかった一面を知ることもあります。遺品を整理することは、故人の生き様までも片付けることにつながります。家をきれいにすることで、この世の名残もさっぱりするでしょう。現世のものと入れ替わりに、遺された人たちの記憶となるのです。
 
遺品整理にはこのような片付けのほか、家電リサイクル品の処分手配、家電工事の手配、運送業者の手配、必要によってはリフォームや解体工事まで含まれることもあります。保険や各種サービスの解約手続きや、車やバイクの手続きなども必要です。
 
親が亡くなり、整理するのは持ち家に残された物というケースならば、時間をかければ自分たちで何とかなることもできます。子どものうちの誰かがそこに住み続けるならば、処分する品も少なくて済みます。時間的な期限もないので、思い出に浸りながらゆっくり進めればよいのです。
 
困ってしまうのは、相続人がみんな遠方に暮らしているケース。
故人が賃貸住宅に住んでいた場合も、退去の期限がありますので事は急を要します。身内の人間で手分けしても、仕事の都合がつきにくかったり高齢で体力に自信がなかったりすれば、なかなか終わりは見えません。大量の不用品の分別や大型の家財道具の処分は、個人の力では難しいこともあります。
このような事情があれば、専門に整理を請け負う遺品整理業者に依頼することもできます。
 
専門業者に依頼すると、遠方にいても短時間で整理が完了するのがメリットです。弊社スマイルライフみやぎでは、遺品の片付けや清掃にとどまらず、仏壇や人形など供養が必要なものの代行や、リサイクル品を有価買取りして作業代金より相殺値引きさせて頂きます。
ただし、当然ながら費用は発生しますし、業者選びを間違うと遺品の扱いが雑だったりトラブルとなったりすることもあります。業者を利用する際は、見極めが肝心です。
 

遺品整理への心構え

親や配偶者が亡くなったとき、自分と関係が近しいほど残された品々を処分することはたやすくありません。長く病床につき介護をしていたとしても、亡くなってすぐに気持ちの整理ができるわけではありません。これが急死ともなればなおのこと。嘆き悲しむばかりで何も手につかないのは当然です。
 
動揺がおさまらないままに遺品整理を始めても、物を手に取るごとに故人との思い出がよぎり手も止まってしまいます。本当に遺品を処分してしまってよいものだろうかと、迷いや罪悪感も生じます。いつかは誰かがやらなくてはならないことです。とりかかるからには、一度気持ちを整理し、何のために遺品整理するのかを自分に問いかけてみましょう。
 
遺品整理をする際に、常に頭に入れておきたいことがあります。それは、思い出は優先順位をつけること。もしくは残す基準を決めること。
形見分けできる人数や、保管できるスペースと相談したうえで、優先順位の上位のものだけを残すようにしましょう。
どうしても手元におきたい思い出の品を絞り込めば、処分を進めることができます。残せない思い出の品は撮影しておくなどと、自分たちでルールを決めておけば迷うことも少なくなります。
 
一つひとつ手に取るごとに故人の記憶があふれてくるかもしれませんが、思い出に浸り過ぎると時間ばかりが過ぎていきます。ある程度の割り切りは必要と、心しておきましょう。
 
衣類や書籍、書類などは大半を捨てることになるでしょう。できるだけ残しておきたくなるかもしれませんが、実際に使われることなければ決断を先延ばしにしているだけです。
 
物を処分したとしても、故人の思い出は変わることはないのです。きちんと遺品と向き合い整理をつけてあげる方が、故人も喜ばれるのではないでしょうか。
 
気持ちの整理がなかなかつけられないという人は、私たちプロに依頼するのも一つの手段です。精神的につらく重い腰が上がらないならば、第三者の手を借りてもよいのです。
全部を依頼しなくても、一部だけを代行する事も可能です。
スマイルライフみやぎでは、遺品整理を通して心の整理をサポートいたします。
故人と遺された人、双方が幸せになれるような遺品整理となりますように。

「故人も遺族も負担が減る遺品整理の考え方」

法的に遺品は相続人の相続財産です。トラブルを避ける意味でも、遺品の整理は相続人が行うのが安心です。家を相続する場合は、引き継いだ特定の人の責任となります。家を売る場合は、相続人全員で遺品整理を行います。

遺品整理を行う中では、捨ててよいかどうか、迷いや罪悪感が生じます。思い出は優先順位をつけ残す基準を決めること。物を処分しても、故人の思い出は変わりません。きちんと遺品と向き合い整理をつけてあげる方が、故人も喜ばれるでしょう。
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故人の意志や希望を尊重する上で、まず探すべきは遺言書とエンディングノートです。遺言書には法的効力があり、遺品の処遇にも関わってきます。作業はトラブルを避けるために、全員で話し合ったのちに代表者が行いましょう。
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賃貸物件の場合ならば、退去期限までに片付けなければなりません。持ち家ならば、遺族の都合に応じて進めましょう。相続人が集う四十九日などの法要のタイミングも、効率よく行えます。時間が許せば、気持ちの整理がついた時期が理想的です。
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「捨てる」という行為だけでも気が引けるのに、遺品は故人が使っていた思い出の品です。処分してよいものかと罪悪感を抱きますが、悩む気持ちは供養しようという気持ちのあらわれです。故人からはきっと感謝されるでしょう。
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遺品整理には時間と手間がかかります。遠方にいて時間が取りにくい場合は、プロに任せたほうが時間と交通費の節約になります。便利屋さん不用品処分業者とちがい、遺品をゴミとしてあつかうのではなく、思い出の品を整理します。
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いざ遺品整理に取りかかると、明らかにゴミや不用品と分かるものを捨てても残るものが大量に出てきます。遺族のなかで引き取る人もいなければ、行き先が無くなってしまいます。
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故人の姿が写った写真は、処分しにくいものです。まずは、被写体ごとに写真を分類し、残す優先順位をつけます。スキャニングしてデータ化すれば、すべての写真を残すことも可能です。
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大量に残されて処分に困るのが衣類です。故人の大切にしていたスーツや着物は、心情的に捨てにくいものです。スマイルライフみやぎでは遺品整理時、衣類の仕分分別を行ったうえで、ウエス・反毛材料など資源としての再利用をして廃棄物の抑制を心がけております。
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終活や生前整理のポイント

自分が亡くなったら持ち物は全部捨ててくれればいいから、などと軽く考えていると、遺された親族が苦労することになってしまいます。いくつかある終活でやるべきことの一つに生前整理があります。生前整理とはどういうものなのか、やり方はどうなのかなどをご紹介します。
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生前整理に対して遺品整理というのもありますが、生前整理は「本人」が、遺品整理は「本人の家族・親族」が行います。遺品整理については、故人に身寄りがない場合は関わりのある第三者か私たち遺品整理専門業者が代わりに行うこともございます。生前整理と遺品整理のやり方にはほとんど違いはありませんが、生きているうちに自分の身辺を整理するのと、遺された人が故人の所有していた物を処分するのではその内容に大きな違いがあります。
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